地代のコスト意識

専門書に特化したインターネット古書店「エコカレッジ」は、東京から島根県に移って業績を伸ばされました。家賃9万円で500坪の倉庫を借りることができ、蔵書は1万5千冊から14万冊に増加。販売戦略がどう変わったと思いますか?

低価格販売から高価格販売に転換できた。

1冊の保管コストが月に1円未満だから、他社が1円、50円の値付けであっても1000円といった高い値段のままにしておけるのです。専門書の場合は必ず買い手がいるので、安いものがどんどんなくなっていって、最後に自分たちの本が売れるという仕組みです。都市部だと商品を回転させるために安いまま投げ売りする必要にかられるのですが、その心配がないのでこうした商売が可能になっています。

同じ品質レベルで、競合他社に比べて極端に高い価格をつけて売ることができるとしたら、それはどんなケースなのか考えてみましょう。