異性の目

1984年に若い男性をターゲットにユニクロの1号店が広島市にオープンしました。創業者の柳井正氏は成功を受けて2号店を同じ市内に出店したのですが、こちらは大失敗でした。1号店は女性が歩かない場所、2号店は女性で賑わう場所だったそうです。失敗の理由を考えてください。

激安衣料店で買う姿を同世代の異性に見られたくなかった。

バブル直前の当時に激安の男性衣料を買うことは、「ダサい、貧乏臭い」という印象で、デフレ時代では逆に「賢い、当然」という印象です。「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」から「ユニクロ」に変わった今では、異性の目を気にすることもありませんし、一緒に行けるオシャレなお店になっています。時代と共に、異性に見られたくないという消費対象は変わってきています。

他に見られたくない消費、他に気付かれたくない消費といった「消費の匿名性」が自社のお客様にも発生していないか考えておくことも必要ですね。