短歌と笑い2

以前に、歌人の松村由利子さんが講演されたときの内容を書いたのですが、2012年4月21日の第186回研究会でも再び登壇されていました。テーマは『笑いとは何か』。3年近く経っての講演でしたので、改めて短歌の面白さに気付かされた会でした。新たに心に残った歌を3つピックアップしてみました。

抱いた子にたたかせてみる惚れた人(誹風柳多留)

ロシアンレビューいそいそとして見にゆけりかういうの好きだったのかこの人(馬場あき子)

風呂に入り役目果たせしもの洗ふ遺物なれども余生を共に(興津 甲種)

こうしてみると、心の余裕があってこそ、洒脱な笑いが生まれる気がしてきます。