笑いの健康効果

特に腫瘍細胞やウイルス感染細胞の拒絶に重要であるNK細胞が、笑うと活性化するというのは有名な話です。笑いの健康効果についての研究発表は多いのですが、国立病院機構函館病院院長伊藤一輔医師は、第一人者のお一人です。2012年7月14日第189回研究会でのお話しは『よく笑う人はなぜ健康なのか ~笑いと健康のステキな関係~』でした。健康のコツ、ダジャレで笑って覚えたいですね。

私が入院していた時もそうでしたが、見舞客が神妙な顔をして病室に入ってくると、当の病人までなんだか暗くなって余計に体調不良になりそうな気がしてきます。「さいなら、さいなら」で人気だった映画評論家淀川長治氏の病室のドアには、次のような張り紙があったそうです。

「このドアを開ける人は、笑って入って下さい」

「私たちの体には100人の医者がいる(ヒポクラテス)」という有名な言葉があります。自然の治癒力を高めるには笑って過ごすのが一番ですが、気を付けるところは気を付けないといけませんね。講演では、以下のフレーズが心に残りました。

息を吐かない人生は、はかない人生

逆らわず いつも笑顔で 従わず

煙と塩とは、縁を切れ

肥満大敵 死の用心

ピンピンニヤリ

泣いて生まれ 笑って迎える
泣いて別れる 笑って死ぬ

笑いは「体内ジョギング」であり「精神的ジョギング」

伊藤先生は、日本でもベストセラー本にもなった「フィッシュ!」のFish哲学をお勧めされていました。アメリカ西海岸・シアトルのさびれた魚市場がこれを導入したことで見事に復活したという実話で知られる、人材マネジメントの手法ですが、医療機関だけでなく人を相手にする場所ではとても大切なことだと思います。

Play(仕事を楽しむ)
仕事に遊びの要素を入れて、楽しく働こう。

Make Their Day(お客様を楽しませる)
顧客満足(CS)は、ここからはじまる。

Be There(お客様と向き合う)
今そこにある仕事に誠心誠意集中しよう。

Choose Your Attitude(自分で態度を選ぶ)
つらい仕事も、自分で決めればやりがいが出る。