老いと笑いと生き方

不思議な笑いがこみ上げる高千穂大学の小向敦子先生の講演が大好きです。2013年7月13日の第201回研究会は「老・病・死とユーモア:死を笑いで飾れるか」というテーマでした。火葬というのは1200℃の高温と大量のCO2が発生して、あまり環境には良くないらしいですね。死や葬送にまつわる話はタブー視されることが多いですが、いかに老いて生きて死ぬべきか、笑いのセンスで切り込む小向先生はとても立派だと思います。メモしたフレーズを掲載しておきたいと思います。

還暦や古希はまだ洟垂れ小僧「R80」の時代
揃って患い、愛を熟考、完治した ガンガン夫婦
死にもしない・助かりもしない振込み王子
寝たきりで家族を支える「荒稼ぎ」
あんたなんかそんな簡単に死ねるもんですか「死ね!」より怖い脅し文句
3人寄れば病気、5人寄ればお寺(墓)の話

病名:元気という病気
病状:薬を飲みたい・通院したい

紅(くれない)族:笑わせてくれない

若さで何をするかではなく若く見えることで満足しているだけ
内面を変えるのは容易ではないが外面ならできる
(大切なのは内面の若さです。それには笑いのセンスが一番ですね)

男も女も地獄の沙汰は度胸&愛嬌
ユーモアは老いのダンディズム・フェミニズム

「変わりないわね。以前より若返ったんじゃない?」
「滅相もない。若返っただなんて、縁起でもない!勘弁してください。これでもちゃんと順調に老化しているんです」

「ちょっと見ぬ間に、見違えたぜ。禿げてるやないか。禿げるぐらいええことあったんか?」
「なんだよ自分こそ!この禿げはかつらだけどね」

私はハーフ。父は「痛風」で母が「糖尿」
趣味は「ぎっくり腰」「肩こり」「もの忘れ」
(自己紹介の時には、このくらいのネタを言って笑わせたいですね)

ぼけせん川柳(山藤章二)
好きなだけ ソースをかける 妻の留守
食べてから 大丈夫だったと 聞く女房
人生は 布オムツから 紙オムツ
看取る手も 看取られる手も 骨と皮

号泣が ぴたりと止んだ 遺産分け
腹を割り 話して知った 腹黒さ

死は久し振りの初体験:勝負下着をはいて臨みたい

残す財産がない人:勝ち組と見紛う

「面白い」はシニアの修飾詞・形容詞・トッピング・ラッピング